いわゆる「アラサー」「アラフォー」の年齢にさしかると、「実年齢よりも老けて見える」というお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?
「老け顔」の原因はいろいろ考えられますが、「まぶたのたるみ」が大きな原因になっているかもしれません。
特に40代、50代の方に多い「まぶたのたるみ」の原因、そしてその改善策についてご説明します。
「三重まぶた」はまぶたのたるみが原因?
目は顔の中でも特に目立ち、第一印象を左右するとても大切なパーツです。そのため、まぶたがたるんでしまうと、「老けて見える」「疲れているように見える」と周囲から指摘される原因になってしまいます。
まぶたがたるむことで出る代表的な症状の一つに「三重まぶた」があります。加齢によって脂肪が減少し、皮膚が伸びて余ってしまうと、まぶたがたるんで三重になってしまう方がいるのです。
まぶたの皮膚が伸びて余ってしまった場合、セルフケアで改善することは、残念ながら難しいです。
まぶたがたるむ原因は?
まぶたがたるむ最大の原因は、加齢です。
年を重ねると、目の上の脂肪やコラーゲンが減少していきます。特に、更年期に差し掛かって女性ホルモンが減ると、体内のコラーゲン生成量が減り、さらに皮下脂肪も減っていきます。こうしてまぶたの上のコラーゲンや皮下脂肪が減るとまぶたの皮膚が余ってしまい、まぶたがたるんでしまうのです。
また目の周りの筋肉も、加齢とともに当然衰えていきます。目の筋肉が衰えれば、筋肉で支えられていたまぶたの上の皮膚も下がります。これもまぶたのたるみの原因となってしまうのです。
加齢以外でまぶたがたるむ原因としては、光老化が考えられます。光老化とは、紫外線を浴び続けることが原因で、肌のしみ、しわ、たるみができることです。光老化は紫外線を浴びた時間に比例するため、若い方でも紫外線ケアをしないまま外にいる時間が長いと、光老化が進んでたるみが出る可能性があります。
また、生活習慣もまぶたがたるむ原因となります。アイメイクや洗顔、コンタクトレンズの使用などで負担をかけ続けると、その刺激でまぶたの皮膚や挙筋腱膜(きょきんけんまく)、ミュラー筋などがダメージを受け、まぶたがたるんでしまう可能性があります。
特に、二重まぶた形成化粧品を頻繁に使うと、そのダメージが蓄積し、ものが見えづらくなるほどまぶたがたるむ「上眼瞼皮膚弛緩症(偽性眼瞼下垂)」を起こす恐れがあります。最近ではスマホの見過ぎが原因となるケースも増えているので、注意が必要です。
40代~50代向け まぶたのたるみ改善法
まぶたのたるみを改善するストレッチ・エクササイズ
加齢によるまぶたのたるみを改善する方法として、もっとも手軽なものは目のストレッチです。眉毛を大きく上げたままキープしたり、左右の目を大きくウインクしたりすることで、衰えた目のまわりの筋肉(眼輪筋)を鍛えます。
目のリフトアップエクササイズ
- 目を閉じて眉毛だけをゆっくり上げる
- 眉を上げたまま5秒ほどキープし、そこからゆっくりと元に戻す
- 同じ動きを3回くり返す
ウインクエクササイズ
- 左目を大きく開けたまま、右目をゆっくりと閉じてウインクする
- そのまま3秒間キープし、ゆっくりと元に戻す
- 今度は逆の目でウインクする
- 左右交互に10回ずつくり返す
美容医療によるまぶたのたるみ改善
余った皮膚が伸びてまぶたがたるんでいる場合、ストレッチやエクササイズ、美容グッズなどでいくらセルフケアをしても、残念ながら改善することは難しいです。
セルフケアでまぶたのたるみを改善することが難しい場合は、やはり美容医療による施術が効果的です。
TAクリニックではまぶたのたるみを改善する複数の施術をご用意しています。どの施術が最適なのかは、その方の瞼の状態や、希望するダウンタイム期間の長さによっても変わります。TAクリニックでは無料カウンセリングを承っておりますので、まぶたのたるみが気になる方は、ぜひ一度TAクリニックまでご相談ください。
まぶたのたるみを改善するTAクリニックおすすめ施術
眼瞼下垂(目つき矯正) | メスを使用する「切開法」だけでなく、医療用糸を用いる「非切開法」も。 |
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上眼瞼切開術 | 余分なまぶたの皮膚のたるみを手術によって除去。 |
眉毛下切開術 | 眉毛下の皮膚を切開して瞼のたるみを解消。 |
①眼瞼下垂(目つき矯正)
眼瞼下垂とは、まぶたを支える筋肉の上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)とミュラー筋が衰え、片目・両目のまぶたのたるんでしまう症状です。ひどい場合は視界が遮られるほどまぶたがたるむケースもあります。
眼瞼下垂を改善するために一般的な治療方法が、メスによる「切開法」です。TAクリニックでは眼瞼下垂の治療として、挙筋腱膜前転術(きょきんけんまくぜんてん術)を行っております。挙筋腱膜をまぶたの先端部分にある瞼板(けんばん)に再固定することで、まぶたを上げる力を改善させるのです。
またダウンタイムが長くとれない方や、メスによる施術に抵抗のある方のため、TAクリニックでは医療用糸を用いた「非切開法」もご用意しています。医療用の糸を用いて瞼板とミュラー筋を縫合し、まぶたを引き上げる力をサポートいたします。
切開法の効果が10年〜15年ほど期待できるのに対し、非切開法は長期間経過で元に戻る可能性があります。ただ、切開法が1か月ほどのダウンタイムが必要なのに対し、非切開法は1~2週間程度と、ダウンタイムが短期間で済むというメリットがあります。
②上眼瞼切開術
TAクリニックの上眼瞼切開術は、たるみの原因となっている皮膚や脂肪を切除する治療方法です。まぶたのたるみ改善はもちろん、ご希望に合わせて新たな二重のラインを作ることも可能です。
まぶたのたるみを改善するだけでなく、自分が理想とする二重のラインも実現したいという方におすすめの施術です。
なお、上眼瞼切開術では、「予定外重瞼線」と呼ばれる、不自然な皮膚の折り目が付いてしまう症状が出る可能性があります。TAクリニックでは予定外重瞼線の対策として、術後早期健診の実施、並びに予定外重瞼線が出た場合には早期発見と速やかな対策を徹底しております。
②上眼瞼切開術
眉毛下切開術とは、眉毛下の皮膚を切開してまぶたのたるみを改善する治療方法です。
上眼瞼切開術が、元からある二重まぶたのラインに沿って切開するに対し、眉毛下切開術では、眉毛直下で余った皮膚、皮下組織を取り除きます。これによりまぶたのたるみ、特に目尻側のたるみ改善が期待できるのです。
また「毛包斜切開」と呼ばれる、傷あとから眉毛が生えてくる様に毛幹に斜めに切開する方法を組み合わせることで、施術後の傷跡が目立ちにくいというメリットもあります。
一方で、眉毛下切開術では縫合した皮膚が引きつれたりヨレたりする、「ドッグイヤー」と呼ばれる皮膚のヨレが生じてしまう可能性もあります。
TAクリニックでは施術後も皮膚のなめらかな状態が維持できるようにするため、創両端部の皮下組織の減量を行ったり、上下切開線の長さをなるべく統一するようデザインしたり、縫合の順番を工夫したりと、患者様の状態に合わせて最適な縫合を行なうことで、ドッグイヤーのリスクを可能な限り下げるよう取り組んでおります。
加齢によるまぶたのたるみはセルフケアが難しい
加齢によるまぶたのたるみは、症状が軽ければ、セルフケアでもある程度の改善を図れるかもしれません。しかし、加齢によって筋肉が衰えたり、必要な脂肪が減ってしまったりすると、まぶたの皮膚そのものが伸びてしまい、セルフケアでの改善は難しくなります。
日常生活に支障をきたすような眼瞼下垂の場合はもちろん、「老け顔」の原因となるまぶたのたるみにお悩みの方は、一度美容医療をご検討ください。どの施術を受ければいいかわからないという方は、TAクリニックの無料カウンセリングまでお気軽にご相談ください。