自分では気づきにくいうえに、対策も難しいデリケートゾーンのにおい。
性行為の際や薄着のときには「におってないかな…?」と心配になる方も少なくありません。
そこでこの記事では、デリケートゾーンのにおいのセルフチェックの方法やにおいの原因、対策などについて解説します。
デリケートゾーンのにおいにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
HOW TO
デリケートゾーンのセルフチェックの方法
デリケートゾーンのにおいをセルフチェックするために必要なものは4、5枚のガーゼだけです。
くわしい手順を説明します。
TYPE
デリケートゾーンのにおいの種類
デリケートゾーンのにおいの種類として、主に次のようなものがあります。
それぞれのにおいについて説明します。
酸っぱいにおい
おりものに含まれる乳酸の影響で、元々デリケートゾーンは酸っぱいにおいがします。そのため、多少のにおいなら問題はありません。
ただし、鼻を刺すほどの強烈な酸っぱいにおいがしている場合は、性病や腟炎の可能性もあります。
甘いにおい
デリケートゾーンの甘いにおいはケトン体が原因です。ケトン体は極端なダイエットや水分不足、糖尿病などによって体内の糖分が不足すると生成が促進されます。
尿やアンモニアのにおい
「デリケートゾーンから嫌なにおいがする」と言う際の「嫌なにおい」とは、尿やアンモニアのにおいを指すことが多いです。
このにおいは女性器周辺に尿や汗、垢などの汚れが溜まることで発生します。デリケートゾーンは蒸れやすく、雑菌が繁殖しやすいので、汚れによるにおいリスクも高いのです。
腐敗臭
それほど多いケースではありませんが、デリケートゾーンから腐った卵や魚のようなにおい、いわゆる腐卵臭がすることがあります。これは雑菌が過剰に繁殖することで起こります。
タンポンやコンドームなどの異物が膣内に残っていたり、性病に感染していたりする場合に発生しやすいにおいです。
WHY
デリケートゾーンの嫌なにおいはなぜ起こる?
CARE
汚れや菌が原因のデリケートゾーンのにおい対策
汚れや雑菌が原因のにおいでは、次のような対策がおすすめです。
各対策の詳細を説明します。
清潔な状態をキープする
まずはなんといっても、清潔な状態をキープすることが重要です。デリケートゾーンが清潔ならば、嫌なにおいが発生することはほとんどありません。
お風呂でのケアが重要なのですが、不適切なケアや洗い過ぎはデリケートゾーンの乾燥や膣炎などにつながる危険もあります。専用のアイテムを使って優しく洗うなどして、適切な衛生管理を徹底しましょう。
蒸れのケアをする
通気性のよい下着を着用するなど、デリケートゾーンが蒸れない工夫をすることで雑菌の繁殖を防げます。また、蒸れにくい環境では汗をかきにくいので、汗が原因のにおい対策にも効果的です。
におい対策アイテムを使う
陰部専用のソープやクリームなど、市販されているにおい対策アイテムの使用も有効です。ただし、即効的に根本改善ができるアイテムはほとんどありません。継続的な使用によって、改善が期待できます。
医療機関での治療
そもそも、女性器は汚れが溜まりやすい構造なので、上記のような対策をしても、においが発生するリスクはあります。
そこで根本的な改善を目指す方法として、小陰唇縮小など、医療機関での女性器治療が挙げられます。
汚れや雑菌が溜まりにくい構造にするので、より効果的なにおい対策が期待できるのです。
また、外科的治療以外に医療機関でのVIO脱毛もにおい対策として効果的です。
TREATMENT
デリケートゾーンのにおい対策におすすめの治療
デリケートゾーンのにおい対策として効果的な医療機関での治療には、以下のようなものがあります。
各施術の特徴を解説します。
クリトリス包茎手術
副皮切除
小陰唇縮小術
膣縮小術
SUMMARY
まとめ
自分では気づきにくいデリケートゾーンのにおいですが、セルフチェックも可能です。定期的にチェックすることで、デリケートゾーンの環境の変化もわかります。
デリケートゾーンから嫌なにおいがした場合は、汚れや雑菌が溜まっている可能性が高いです。女性器は汚れや雑菌が溜まりやすい構造をしているので、適切な対策を行いましょう。
自宅でのセルフケアと合わせて、医療機関で治療を受けることで根本的な改善が見込めます。また、女性器施術にはにおい対策のほかに、女性器の見た目改善や感度アップ、性交痛対策などの効果も期待できます。
性生活の満足度向上という観点からも、医療機関での施術はおすすめです。