デリケートゾーンの気になるにおい…セルフチェックと改善の方法を紹介

自分では気づきにくいうえに、対策も難しいデリケートゾーンのにおい。
性行為の際や薄着のときには「におってないかな…?」と心配になる方も少なくありません。

そこでこの記事では、デリケートゾーンのにおいのセルフチェックの方法やにおいの原因、対策などについて解説します。

デリケートゾーンのにおいにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

HOW TO

デリケートゾーンのセルフチェックの方法

デリケートゾーンのにおいをセルフチェックするために必要なものは4、5枚のガーゼだけです。
くわしい手順を説明します。

デリケートゾーンのセルフチェック

手順①

シャワーを浴びるなどして、性器を清潔にします。
手順②

下着と性器の間に4,5枚のガーゼを挟みます。できるだけ性器とガーゼを密着させてください。
手順③

10分から15分ほど放置します。
手順④

ガーゼを取り出してにおいをチェックします。

このときのガーゼのニオイが、デリケートゾーンのニオイとほぼ同じです。生理の前後はにおいが変化している可能性があるので、この時期を避けてセルフチェックをしてください。

TYPE

デリケートゾーンのにおいの種類

デリケートゾーンのにおいの種類として、主に次のようなものがあります。

  • 酸っぱいにおい
  • 甘いにおい
  • 尿やアンモニアのにおい
  • 腐敗臭

それぞれのにおいについて説明します。

酸っぱいにおい

おりものに含まれる乳酸の影響で、元々デリケートゾーンは酸っぱいにおいがします。そのため、多少のにおいなら問題はありません。
ただし、鼻を刺すほどの強烈な酸っぱいにおいがしている場合は、性病や腟炎の可能性もあります。

甘いにおい

デリケートゾーンの甘いにおいはケトン体が原因です。ケトン体は極端なダイエットや水分不足、糖尿病などによって体内の糖分が不足すると生成が促進されます。

尿やアンモニアのにおい

「デリケートゾーンから嫌なにおいがする」と言う際の「嫌なにおい」とは、尿やアンモニアのにおいを指すことが多いです。

このにおいは女性器周辺に尿や汗、垢などの汚れが溜まることで発生します。デリケートゾーンは蒸れやすく、雑菌が繁殖しやすいので、汚れによるにおいリスクも高いのです。

腐敗臭

それほど多いケースではありませんが、デリケートゾーンから腐った卵や魚のようなにおい、いわゆる腐卵臭がすることがあります。これは雑菌が過剰に繁殖することで起こります。

タンポンやコンドームなどの異物が膣内に残っていたり、性病に感染していたりする場合に発生しやすいにおいです。

WHY

デリケートゾーンの嫌なにおいはなぜ起こる?

デリケートゾーンの嫌なにおいはなぜ起こる?

デリケートゾーンから嫌なにおいがしている場合は、次のどちらかのトラブルの可能性が高いです。

デリケートゾーンから嫌なにおいがする主な原因

  • 性病
  • 汚れや雑菌の蓄積

性病が原因の場合、他の自覚症状がなければ、においの発生に気づかないケースもあります。定期的に病院で検査を受けることで、デリケートゾーンのにおいを予防できます。

一方で対応が難しいのは、汚れや雑菌の蓄積による嫌なにおいです。

デリケートゾーンは複雑な構造をしているため、特に副皮や大・小陰唇やクリトリス包皮などの部位では、皮膚と皮膚との間に尿や汗、垢などが溜まりやすく、それがにおいの原因になります。

さらに、蒸れやすく、菌が繁殖しやすい環境も相まって、普通に生活しているだけでも、デリケートゾーンのにおいリスクは高くなります。

汚れや雑菌が嫌なにおいの原因の場合、異臭・悪臭が慢性化しているため、自分でにおいに気づきにくい点も特徴です。

CARE

汚れや菌が原因のデリケートゾーンのにおい対策

汚れや雑菌が原因のにおいでは、次のような対策がおすすめです。

  • 清潔な状態をキープする
  • 蒸れのケアをする
  • におい対策アイテムを使う
  • 医療機関での治療(クリトリス包茎手術、副皮切除、小陰唇縮小術、膣縮小術)

各対策の詳細を説明します。

清潔な状態をキープする

まずはなんといっても、清潔な状態をキープすることが重要です。デリケートゾーンが清潔ならば、嫌なにおいが発生することはほとんどありません。

お風呂でのケアが重要なのですが、不適切なケアや洗い過ぎはデリケートゾーンの乾燥や膣炎などにつながる危険もあります。専用のアイテムを使って優しく洗うなどして、適切な衛生管理を徹底しましょう。

蒸れのケアをする

通気性のよい下着を着用するなど、デリケートゾーンが蒸れない工夫をすることで雑菌の繁殖を防げます。また、蒸れにくい環境では汗をかきにくいので、汗が原因のにおい対策にも効果的です。

におい対策アイテムを使う

陰部専用のソープやクリームなど、市販されているにおい対策アイテムの使用も有効です。ただし、即効的に根本改善ができるアイテムはほとんどありません。継続的な使用によって、改善が期待できます。

医療機関での治療

そもそも、女性器は汚れが溜まりやすい構造なので、上記のような対策をしても、においが発生するリスクはあります。

そこで根本的な改善を目指す方法として、小陰唇縮小など、医療機関での女性器治療が挙げられます。

汚れや雑菌が溜まりにくい構造にするので、より効果的なにおい対策が期待できるのです。

また、外科的治療以外に医療機関でのVIO脱毛もにおい対策として効果的です。

TREATMENT

デリケートゾーンのにおい対策におすすめの治療

デリケートゾーンのにおい対策として効果的な医療機関での治療には、以下のようなものがあります。

  • クリトリス包茎手術
  • 副皮切除
  • 小陰唇縮小術
  • 膣縮小術(ヒアルロン酸注入)

各施術の特徴を解説します。

クリトリス包茎手術

クリトリス包茎手術

クリトリスが包皮に覆われていて、露出していない状態をクリトリス包茎といいます。クリトリス包茎ではクリトリスと包皮の間や包皮のしわの間に垢などの汚れが溜まりやすく、それがにおいの原因になるのです。

クリトリスを覆っている包皮を切除することで、におい対策ができます。また、クリトリス包茎手術には、「クリトリスが露出して、性行為時の感度が上がる」というメリットもあります。

TAクリニックのクリトリス包茎手術

副皮切除

副皮切除

大陰唇と小陰唇の間にある皮膚のことを副皮といいます。ヒダ状になっていることが多く、ヒダとヒダの間に汚れが溜まりやすいのです。

副皮を切除することでヒダの間に汚れが溜まらなくなり、結果的に、においの発生を防げます。

また副皮が大きい場合、デリケートゾーンのバランスが悪く見えてしまうという問題もあります。副皮切除は「デリケートゾーンの見た目のバランスを整える」という観点からも効果的です。

TAクリニックの副皮切除

小陰唇縮小術

小陰唇縮小術

小陰唇とは、女性器のビラビラの部分です。ここが大きいと、ヒダの間や裏側などに汚れが溜まりやすくなったり、飛び散った尿や排尿後のトイレットペーパーが付着しやすくなったりするため、においリスクも上昇します。

副皮同様、小陰唇も切除して小さくすることでにおい対策が可能です。また、ビラビラが大きいことを気にしている方は小陰唇縮小術によって、見た目の改善が期待できます。小陰唇縮小術ほかにも、びらびらの左右差や色味(黒ずみ)、摩擦(下着のこすれ)による痛みなどの改善効果があります。

TAクリニックの小陰唇縮小術(ヴィーナスシルエット)

膣縮小術

膣縮小術

膣縮小術とはヒアルロン酸の注入などによって膣内を狭くする施術です。膣が緩いと膣内に水が入り、雑菌が繁殖しやすい環境を作ってしまうことがあります。膣縮小術によって膣内が狭くなれば、水の侵入を防ぐことができます。

一方で膣内の水分が減りすぎて乾燥すれば、膣内の常在菌が減少し、それがデリケートゾーンの嫌なにおいの原因になってしまうこともあります。

しかし、ご安心ください。ヒアルロン酸膣縮小術には膣内の水分量を増やす効果も期待できます。外部からの水分の侵入を防ぐとともに、内部からの潤いを促進することで、においの発生しにくい、理想的な膣内環境に近づくのです。

また膣内の適度な潤いは、性行為時の摩擦による痛み軽減効果もあるため、膣縮小術は性交痛の対策にもなります。

さらに、膣縮小術によって膣内が狭くなるので、性行為時のお互いの感度アップも期待できます。

TAクリニックの膣縮小術

SUMMARY

まとめ

自分では気づきにくいデリケートゾーンのにおいですが、セルフチェックも可能です。定期的にチェックすることで、デリケートゾーンの環境の変化もわかります。

デリケートゾーンから嫌なにおいがした場合は、汚れや雑菌が溜まっている可能性が高いです。女性器は汚れや雑菌が溜まりやすい構造をしているので、適切な対策を行いましょう。

自宅でのセルフケアと合わせて、医療機関で治療を受けることで根本的な改善が見込めます。また、女性器施術にはにおい対策のほかに、女性器の見た目改善や感度アップ、性交痛対策などの効果も期待できます。

性生活の満足度向上という観点からも、医療機関での施術はおすすめです。

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