M字リップ形成術

M字リップ施術方法

当クリニックで行うM字リップ形成術は、上口唇下側の粘膜の一部を二等辺三角形状に切開、切除して縫合し、上口唇をM字型のラインに形成する施術です。

ヒアルロン酸とボトックスの組み合わせの施術でも、注入後しばらくはM字型のラインに維持することは可能ですが、時間が経つにつれ形が崩れてきてしまうので、お試しでM字型のラインを作りたい方はヒアルロン酸注射とボトックス注射の組み合わせのプチ整形、唇が厚く困っている方や、しっかり長期効果を出したい方はM字リップ形成術の施術がおすすめです。

患者様それぞれ、M字リップ形成術とヒアルロン酸注射とボトックス注射の組み合わせ、どちらが適しているのか、患者様のご要望や、口元の状態などによってご提案・デザイン・術式の決定を行っていきます。

唇のデザインにもこだわる

従来の唇のデザインはボリュームを変えることが主流でしたが、最近では、ボリュームだけでなく形も変えることが主流になっています。
唇がのっぺりしていることで、どこか垢抜けない印象になりますが、M字型のラインを作ることで唇にメリハリが生まれ、また自然と口角が上がって見えるようなデザインになります。

下口唇よりも上口唇が厚い方はM字リップ形成術の施術を行うことで改善され、リップラインも整います。
また、よりはっきりとしたM字をご希望の患者様には、オプションでキューピッドボウ（ヒアルロン酸注入）もご用意しておりますのでお気軽にご相談ください。

M字ラインの一時的なプチ整形

まずはお試しでやってみたい、という方にはプチ整形としてヒアルロン酸注射とボトックス注射の組み合わせがおすすめです。

《注入箇所》
・ヒアルロン酸：上口唇の両端と中央、下口唇の両端、または全体
・ボトックス：口角の両端

こちらの組み合わせの施術は、一時的にM字型のラインが形成されるものなので、効果は約半年程になります。半永久的にM字型のラインにされたい方はM字リップ形成術の施術をおすすめします。

自家組織で唇ラインにメリハリ｜
ボリュームリップ（内側・外側）

通常のM字リップ形成術では上口唇下側の粘膜の一部を二等辺三角形状に切開、切除して縫合することでM字リップを形成します。
それに対し、ボリュームリップ内側（参照：下記図①ボリュームリップ内側参照）またはボリュームリップ外側（参照：下記図②ボリュームリップ外側参照）では、切除する組織を弁状（※1）に形成し、ボリュームを出したい部位に切除した自家組織を移動させます。そうすることでメリハリのある唇を形成することが可能となります。
自家組織は移植後定着していきますので、半永久的にメリハリのあるM字リップを継続することが期待できます。

ボリュームリップ内側・ボリュームリップ外側では、通常のM字リップ形成術とは異なり、唇の切除を行う必要がありません。
そのため、唇が薄くM字リップ形成を諦めていた方にもおすすめの施術となっております。

患者様のご希望される唇の形によって適切な施術が異なりますので、どのような形をご希望されるのか、医師または専門のカウンセラーへお伝えください。

※1 切除する組織を切除し取り除くのではなく、切除する組織が肌に一部くっついている状態にすること

ヒアルロン酸で魅力アップ｜
キューピッドボウ

M字リップは上唇の粘膜側のラインをM字にデザインすることで、M字ラインが形成されます。
もちろんM字リップ形成術だけでも口元の印象は変わりますが、さらに魅力的なM字リップを形成するために、上唇の輪郭をキューピッドボウ（天使の弓）と言われるラインに形成するヒアルロン酸注射をおすすめいたします。

キューピッドボウは、２つの山を描いたような形になっている上唇のリップラインが、天使が持つ弓の形（＝キューピットボウ）に似ていることから名付けられました。

若い頃は上唇のラインがくっきりとしている場合がほとんどですが、加齢とともに口周りの筋肉（口輪筋）がゆるくなったり、皮膚がたるんでしまうと、キューピッドボウのラインが平坦になってしまいます。こちらは年齢を重ねたときに人中が長く見える原因の一つでもあります。

リップメイクをするときに、上唇のラインに沿ってハイライトを入れることでメリハリのある口元の印象を作れるように、キューピッドボウラインを形成することは口元のエイジングケアに効果的です。キューピッドボウラインを強調することで、若々しい印象の口元変化が期待できます。

キューピットボウ｜
人中短縮効果で若々しい印象

上唇にボリュームが出ることで上唇と人中の距離が自然と短くなります。
また、加齢により上唇のラインが平坦になるとお顔が間延びした印象になりますが、ヒアルロン酸を注入してキューピッドボウを形成することで、若々しい印象与えることが可能です。