術前/直後
最近、当院に来院される患者様でお鼻が大きいから、鼻翼縮小してくださいというご相談を多々受けるのですが、少し待ってください。お鼻が大きい方には3パターンございまして。
1 お鼻の穴が大きい方
2 お鼻の肉厚感の強い方
3 穴も大きく、肉厚な方
これらは全て治療法が変わります。まず、1の方は鼻翼縮小内側法もしくは内側+外側法が適応されます。2の方は、聞きなれない名前かもしれませんが、鼻孔縁挙上術という、厚ぼったいお鼻の肉厚感を取り除く施術が適応となります。肉厚で垂れ下がったお鼻が改善するだけではなく、鼻翼挙上効果もございます。3の方は、上記の両方が必要となります。
今回の患者様は他院で鼻翼縮小の内側法と外側法をしたのにかえってお鼻のバランスが悪くなったとのことでした。つまりこの方は2のタイプなんです。
施術詳細 | 鼻孔縁挙上術 |
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時間 | 40分から1時間程度 |
麻酔 | 局所麻酔、笑気麻酔、静脈麻酔 ※上記の麻酔を使用することができます(有料) |
通院 | 抜糸は1週間後、検診は1ヵ月後、3ヵ月後に行います |
腫れ・痛み・内出血 | ・2~3日は痛みや熱感があります。 ・腫れは個人差がありますが、1~2週間程で落ち着いていきます。 ・更に腫れが引いて自然に仕上がるまでに1ヵ月程かかります。 ・傷跡は1ヵ月程赤みがありますが、時間をかけて徐々に目立ちにくくなります。 ・内出血の為、赤紫色になることがありますが、お化粧で隠せる程度で、1~2週間程で消えますのでご安心ください。 |
メイク | 抜糸後2日目から |
入浴・洗顔 | ・シャワーは当日から可能ですが、洗髪・入浴は翌日からになります。(長湯は控えてください) ・洗顔は抜糸後からになります。 ・治療後は創部を清潔に保つ必要があります。汚れが付着した場合、縫合した糸が取れないように優しく水洗いをしてください。ただし、無理やり汚れをはがすようなことはお控えください。 ※1週間は鼻をかまず綿棒などを使用してください。万が一糸が取れてしまった場合には、ご連絡ください。また、1ヵ月はお鼻を強くこすらないように気を付けてください。 |
運動 | 激しい運動は1ヵ月後から、軽い運動は1週間後以降ご自身が可能な範囲で行ってください。 |
施術部位への刺激 | マッサージなど傷周辺への刺激があるような行為は施術後1ヵ月はお控えください。 |
リスク・副作用・合併症について | ①極まれに、局所麻酔によるアレルギー反応を、起こす可能性があります。 ②元々の骨格、鼻の形により自然な範囲での左右差は生じる事がありますが、事前に医師とカウンセリングを行い、ご納得いただいてからのご手術となりますのでご安心ください。 ③術後1ヵ月程つっぱるような違和感を感じることがあります。 ④極まれに、傷跡が膿むような二次感染の可能性があります。 ⑤抜糸後に創部から糸が出てくる可能性があります。 ⑥術後1週間以内に傷口に負荷がかかると剥離する可能性があります。 ※④~⑥のような症状を感じられたらすぐにクリニックまでお問い合わせください。 |
その他 | ・当日はご本人様での運転はお控えください。 ・1週間は鼻をかまず綿棒などを使用してください。(鼻をかむ際は左右に鼻を振らないようにして頂きますが、難しいようであれば綿棒などを使用してください。) ・万が一、糸が取れてしまった場合にはご連絡ください。 ・1ヵ月程はお鼻を強くこすらない様に気をつけてください。 ・抜糸後、かさぶたが取れると糸が稀に残っていることや、術後経過とともに中縫いの糸が出てくる可能性がありますので、その際はご連絡ください。 |
料金(税込み) |
250,000円
※表示された料金は施術内容により変動します |
統括院長 嶽崎 元彦