TAC式小陰唇縮小術（ヴィーナスシルエット）

小陰唇の形や大きさが原因で、こすれや黒ずみ、左右差などでお悩みの方は少なくありません。

婦人科形成指導医として、小陰唇をお一人おひとりの状態に合わせた自然な形にデザインします。細やかな縫合により、傷跡も目立ちにくく、自然で美しい仕上がりにします。

この記事では、小陰唇のお悩みを改善するための一助として、小陰唇縮小術で期待できる変化や注意点をくわしく解説していきます。

小陰唇の見た目や症状でお悩みの方へ

デリケートゾーンの悩みは、人に相談しづらく、一人で抱え込みがちです。友人同士でも話題にすることはほとんどなく、比べる機会もありません。それでも、多くの女性が「見た目」や「不快感」に悩んでいます。

たとえば、温泉旅行や着替えのとき、ふと自分の小陰唇が他の人よりも大きく、黒ずんで見えることに気づき、恥ずかしさを感じたという声も少なくありません。こうした気持ちは珍しいものではなく、当クリニックにも同様のお悩みで多くの方がご相談にいらっしゃいます。

小陰唇が大きいことで起こる影響

小陰唇が大きいこと自体は異常ではありませんが、余分なヒダを放置すると見た目だけでなく衛生面や性生活にも影響します。

主な影響には次のようなものがあります。

• 下着にこすれて痛い
• 性行為のときに巻き込んでしまう
• 汚れがたまりやすくなる
• トイレで尿が飛び散ってしまう
• デリケートゾーンの見た目が気になる
• パートナーに大きさや色を指摘される

こうした状態は、日常生活のストレスだけでなく、パートナーとの関係や自己肯定感にも影響します。

実際に、当クリニックへは次のようなお悩みを抱えた方がご相談にいらっしゃいます。

このようなお悩みの方が受けられています

こうしたお悩みについて、当クリニックで小陰唇縮小術を受けられた方の事例を紹介します。

症例は、患者様ご本人の同意をいただいたうえで掲載しています。

【悩み別】小陰唇縮小術の症例写真（Before→After）

TAクリニックの小陰唇縮小術（ヴィーナスシルエット）は、小陰唇の大きさ、左右差、黒ずみといったデリケートゾーンの様々なお悩みを解消します。症例写真を通じて、お悩み別の変化をご確認いただけます。

ビラビラの大きさをパートナーに指摘された

遊んでいると勘違いされたことがある

デリケートゾーンをパートナーに見られるのが恥ずかしい

下着にこすれて痛い

タイトなジーンズを履いたとき痛い

小陰唇の大きさに左右差がある

デリケートゾーンの見た目を整えたい

汚れやニオイを予防したい

自転車に長時間乗れない

介護されるときのために形を整えておきたい

※施術前後の変化の一例であり、結果には個人差があります。

小陰唇縮小術で期待できる効果と変化

小陰唇縮小術は、見た目の改善や快適性の向上にくわえ、自信を高めることのできる施術です。ここでは、具体的にどのような改善を期待できるのかをご紹介します。

見た目の改善

小陰唇縮小術は、デリケートゾーンの見た目を改善するための施術です。

この施術では、肥大した小陰唇や左右に差がある小陰唇、または黒ずみのある小陰唇を切除して整えます。

小陰唇の形、大きさ、色は一人ひとり異なるため、両側のバランスを考慮しながら自然で美しい仕上がりになるように、丁寧なデザインと施術を行います。

術後の見た目としては、施術部位が一時的に腫れることがあります。しかし、腫れは通常1〜2週間で軽減し、約1カ月後にはすっきりとした印象となり、傷跡も目立ちません。

衛生面・快適性の向上

小陰唇縮小術は、婦人科の分野でも扱われるデリケートゾーンの悩みを抱える多くの女性にとって、不快感の軽減になる施術です。

まず、肥大した小陰唇は、下着やタイトな衣類、あるいは運動の際にこすれて痛みや違和感を引き起こすことがあります。しかし、施術で余分な部分を除去することで、これらの摩擦が解消され、衣類の着用や自転車に乗る際などの日常生活がより快適になるでしょう。

次に、小陰唇が大きいと、ひだの間に分泌物や汚れがたまりやすく、ニオイやムレ、かゆみ、炎症の原因となることがあります。小陰唇縮小術によって形が整うことで、汚れがたまりにくくなり、清潔を保ちやすくなるため、汚れやニオイの予防が可能です。

さらに、排尿時に尿が飛び散るという悩みも、小陰唇の形を改善することで解消されます。

心理的・性生活の満足度向上

気になっていたデリケートゾーンが整うことで、気持ちが前向きになり、自己肯定感が高まることが期待できます。

たとえば、性行為時に小陰唇が巻き込まれて生じる痛みや不快感が軽減されます。感度を損なうことなく、より快適な性生活を送ることが可能です。

また、パートナーに小陰唇の大きさや形、黒ずみを指摘されることへの恥ずかしさが軽減され、より自信を持って親密な関係を築けるようになるでしょう。性生活の満足度も上がるはずです。

術後、比較的早くに性行為が可能となる施術方法もあるため、周囲に気づかれる心配もなく、日常生活にも支障をきたしにくいといえます。

その他にも、温泉やVIO脱毛など、人に見られる場面も気になりにくくなります。

小陰唇縮小術で後悔しないための注意点

満足度の高い仕上がりを得るためには、施術前の準備や正しい知識が欠かせません。ここでは、後悔を防ぐために知っておくべきポイントを紹介します。

施術が向いていない人の特徴

小陰唇縮小術は多くの女性の悩みを解決できる一方で、日常生活に支障がある場合や、以下のいずれかの特徴に当てはまる方は、慎重に検討されることをおすすめします。

まず、十分なダウンタイム期間を確保できない場合です。術後には腫れが1〜2週間続き、施術部位が落ち着くまでに1カ月ほどかかる場合もあります。この期間、激しい運動や性行為を一定期間控える必要があり、十分な時間の確保が不可欠となります。

次に、過度な完璧さを求める場合です。小陰唇の形や大きさ、色には個人差があり、左右対称であることはまれで、多少の左右差は自然なものです。施術によって左右差を整えることは可能ですが、この施術は自然でバランスの取れた形を目指すものであり、理想と現実にギャップを感じる可能性もあります。

最後に、特定の持病や服薬により施術リスクが高い場合です。具体的には、妊娠中・授乳中の方、重度の感染症の方、抗凝固薬を使用中の方、ペースメーカーを使用中の方は、施術ができません。

もし、ご不明点や不安がある方は、お気軽にご相談ください。

施術前に知っておきたい生活上の注意

小陰唇縮小術を安全に受け、良好な経過のためには、術前の準備と生活上の注意点があります。

まず、術前は規則正しい生活を心がけ、体調を整えておきましょう。施術当日の朝には、シャワーを浴びて清潔にしてください。

そして術後7日間は、飲酒や喫煙を控える必要があります。飲酒や喫煙は、腫れや内出血が強く出たり、傷の治りを鈍らせる可能性があるためです。

なお、生理中の施術は出血状況などによって異なるため、あらかじめ医師にご相談されることをおすすめします。

仕上がりと希望のギャップを防ぐカウンセリングのコツ

カウンセリングでは、お悩みと理想の仕上がりのギャップを解消することが重要です。デリケートゾーンの形には個人差が大きく比較が難しいため、症例写真などを参考に、ご希望の形や大きさを医師と共有することが欠かせません。

とくに小陰唇には明確な基準がなく、ご自身が抱えるお悩みやコンプレックスが治療における重要な判断基準となります。

そのため、医師は希望を丁寧にうかがい、見た目の美しさ、または快適性の向上といった優先順位も考慮しつつ、全体のバランスを踏まえた最適な施術方法とデザインを提案します。

小陰唇は腟を保護する大切な役割があるため、必要以上に切除することはありませんので、ご安心ください。

術後の生活とセルフケア

小陰唇縮小術後には、適切なケアが大切です。

シャワーは施術日の翌日から可能ですが、湯船への入浴は2週間後からの再開が目安です。

激しい運動や自転車の運転、性行為は1カ月後から可能です。施術方法によっては、性行為は1週間後から、自転車の乗車は10日後からできます。

術後の腫れや痛みを和らげるため、施術後は安静に過ごしましょう。施術後の痛みが不安な方は、約72時間（約3日）痛みを抑える「エクスパレル麻酔」の処方も可能です。

感染予防のため、施術部位を清潔に保つことが必要です。とくに少量の出血や浸出液がある場合は、おりものシートやナプキンを使用し、こまめに交換するように心がけましょう。必要に応じて抗生剤の内服についても指導いたします。

小陰唇縮小術のダウンタイムとリスク

小陰唇縮小術後は見た目や快適さが改善されますが、回復までには一定の時間がかかります。ここでは、ダウンタイムの目安や起こりうる症状、予防のためのケアについて解説します。

ダウンタイムの期間と主な経過

術後、腫れや内出血などの一時的な症状が起こる場合がありますが、これらは正常な反応であり、心配ありません。

腫れや違和感は通常1〜2週間で落ち着き、内出血も同程度の期間で自然に消失していきます。

日常生活においては、激しい運動、自転車に乗ること、性行為以外はほとんどいつも通りお過ごしいただけます。

傷の治りやむくみの引き方には個人差がありますが、約1カ月後にはすっきりとした印象となり、傷跡も目立たなくなります。

術後に起こりうる症状・副作用

出血、腫れ、内出血、痛みは、術後に一般的に見られる症状です。とくに、患部からの軽い出血は施術後3日前後まで見られることもありますが、これは正常な反応です。

また、術後は麻酔の効果が切れると痛みを感じる場合もありますが、多くの場合、内服の痛み止めで十分にコントロール可能です。

このほかにも、一時的な違和感やしびれが生じることがあります。

さらに、傷口が一時的に硬くなることがありますが、これは数週間から数カ月程度で自然に柔らかくなるのが一般的です。

一方で、元々左右対称であることはまれであるため、施術後も多少の左右差が生じる可能性があり、傷跡が残ることもあります。傷跡は目立たないように丁寧に縫合されますが、まれに凹凸が残ったり、切除した皮膚の色調の差が目立つことがあります。

しかし、こうした左右差や不整は、時間とともになじむか、または再施術で修正できる場合があります。

トラブルを防ぐための予防ケア

術後のトラブルを防ぎ、スムーズな回復を促すため適切なケアが不可欠です。

まず施術部位を清潔に保つことです。シャワーは施術翌日から可能ですが、施術部位を強くこすらず、指の腹で優しくなで洗いし、洗浄不足によるニオイや回復の遅れを防ぐようにしましょう。トイレの後は可能であればビデで洗浄し、出血時は生理用ナプキンで患部を保護することも大切です。

次に湯船への入浴や運動、性行為などを控える期間を守ることも重要です。湯船への入浴は術後約2週間、飲酒・喫煙は7日間は避けましょう。激しい運動や性行為は、傷の治りを妨げたり、感染のリスクを高めたりするため、術後1カ月間は控えてください（一部の術式を除きます）。

最後に、異変を感じた際には早期に受診することです。連続した出血、発熱、痛み止めが効かないほどの強い痛み、膿などの症状が見られた場合は、すぐにクリニックへ連絡し診察を受けてください。

小陰唇縮小術の施術内容

小陰唇縮小術は、デリケートゾーンの見た目を整え、日常生活の不快感を解消するための美容外科の治療です。ここでは、TAクリニックの小陰唇縮小術（ヴィーナスシルエット）を説明します。

TAC式小陰唇縮小術（ヴィーナスシルエット）の特徴

TAC式小陰唇縮小術（ヴィーナスシルエット）は、大きすぎる小陰唇・左右差のある小陰唇・黒ずんだ小陰唇の余分な部分を切除し、縫い縮めて小さく綺麗な状態に整える施術です。

この施術は、大きさや形、黒ずみといったデリケートゾーンのお悩みを一度に改善できるため、注目されています。

TAC式小陰唇縮小術（ヴィーナスシルエット）には、以下の2つの方法をご用意しています。

・スタンダード法（外縫い）

スタンダード法は、切開した部分の外側を縫合する方法です。プレミアム法と比較すると、術後の傷跡が目立ちやすい可能性があります。

・プレミアム法（中縫い＋外縫い）

プレミアム法は、切開部分を緻密に縫い上げる形成外科的縫合を施す方法です。傷跡は非常に目立ちにくく、美しい仕上がりが期待できます。傷跡の美しさや仕上がりにおいては、プレミアム法の方が優れています。

施術に使用する麻酔・器具・縫合方法

TAクリニックでは、痛みを最小限に抑えるために、様々な麻酔方法をご用意しています。

・局所麻酔

施術箇所に直接注射する麻酔です。術中の痛み軽減と出血の抑制ができます。

・笑気麻酔

吸入するガス麻酔で、施術中の不安感を和らげ、リラックスした状態で治療を受けられます。また、局所麻酔の注射の痛みも和らげます。

・静脈麻酔

点滴で投与する麻酔で、施術中は眠った状態で施術を受けていただけます。目が覚めた時には施術が終わっています。

・エクスパレル麻酔

術後の痛みが最も出やすい約72時間（約3日）にわたり、痛みを抑える持続性の高い麻酔です。

施術では、TAクリニックの医師が、デリケートゾーンの状態に合わせて、自然で美しい仕上がりになるよう、全体のバランスを見ながら小陰唇のデザイン・切除・縫合を行います。小陰唇は血流が非常に良く繊細な部位であるため、丁寧な切開と縫合が大切です。

縫合方法には、2種類あります。

・スタンダード法（外縫い）

切開した部分の外側を縫合する方法です。非吸収糸を使用するため、1週間後に抜糸が必要です。術後の性行為は1カ月後から可能です。

・プレミアム法（中縫い＋外縫い）

切開部分を緻密に縫い上げる形成外科的縫合を施す施術です。

傷跡は非常に目立ちにくく、美しい仕上がりが期待できます。

抜糸不要の吸収糸を使用し、粘膜下のみを丁寧に縫い合わせる中縫いを採用しているため、施術直後から見た目がすっきりとし、抜糸の必要がありません。最短で術後1週間から性行為が可能です。

仕上がりのイメージと所要時間

小陰唇縮小術では、デリケートゾーンの見た目を整えます。肥大した余分な部分や黒ずみも切除するため、色味も改善され、見た目のコンプレックスが解消されるでしょう。また、元々の左右差も考慮してデザインし、バランスの取れた自然な仕上がりを目指します。

施術自体にかかる時間は、1時間程度です。

施術後の経過には個人差がありますが、腫れや内出血は通常1〜2週間程度で落ち着くことがほとんどです。より自然な状態になるまでには約1カ月、傷が柔らかく馴染むまでには約3カ月かかります。完全に施術部位が落ち着き、違和感がなくなるまでには、6カ月程度かかる場合があります。

小陰唇縮小術と組み合わせが可能な施術

小陰唇縮小術と他施術を同時に行うことで、見た目の美しさにくわえて、デリケートゾーンの快適性や性生活の充実を実現できます。複数の悩みを解決し、高い満足感が期待できます。

クリトリス包茎術

クリトリス包茎術は、クリトリス（陰核）に被さる余分な包皮部分を切除し、クリトリスを露出させる施術です。

この施術は、クリトリスが包皮に覆われていることで生じやすい垢やニオイといった衛生上の問題を改善し、デリケートゾーンを清潔に保ちやすくするとともに、見た目もすっきりと整えることができます。

さらに、クリトリス（陰核）が露出することで感度が向上し、性生活がこれまで以上に充実することも期待できます。

当クリニックでは、TAC式小陰唇縮小術（ヴィーナスシルエット）とクリトリス包茎術を組み合わせることで、デリケートゾーンの見た目の改善と感度の向上を同時に行うことが可能です。

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副皮切除

副皮は、小陰唇と大陰唇の間に見られるひだ状の皮膚であり、個人差があります。副皮切除術は、余分な副皮を切除する施術です。

とくに小陰唇が大きい方によく見られ、副皮が残存していると、小陰唇縮小術後にかえって目立ってしまい、不自然な見た目になる可能性があります。そのため、小陰唇縮小術と同時に切除するのがおすすめです。

また、副皮やヒダが大きいことで、ニオイやかぶれ、かゆみといったデリケートなお悩みの原因となることもあります。副皮を除去することで、清潔な状態を保ち、衛生面での改善も期待できます。

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大陰唇たるみ除去・注入術

大陰唇たるみ除去・注入術は、加齢や出産に伴うたるみ、シワ、黒ずみといった大陰唇のお悩みを改善し、デリケートゾーンを若々しい印象に整える施術です。

まず、大陰唇たるみ除去は、大陰唇のハリや弾力、たるみやシワ、黒ずみといったお悩みに対応するため、余分な皮膚を切除し、引き締めることで若々しい印象に整えます。

次に、大陰唇注入術では、痩せてしまった大陰唇のボリュームを補います。これにはヒアルロン酸の注入、またはご自身の脂肪細胞を採取し濃縮して注入する「コンデンスリッチファット（CRF）脂肪注入」を行います。

とくにコンデンスリッチファット（CRF）脂肪注入は、ご自身の細胞を使用するため、アレルギー反応などのリスクが少なく、安全性が高いという特徴があります。これにくわえて、高い定着率と半永久的な効果も期待できる施術です。

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腟ハイフ（ヴィーナスハイフ）

ヴィーナスハイフ（腟圧改善）はメスを使用しないため、痛みや出血が少なく、ダウンタイムもほとんどありません。

小陰唇縮小術で見た目と整え、ヴィーナスハイフで腟内の感度を高められます。くわえて、ヴィーナスハイフは腟周りの筋肉（骨盤底筋）にも作用することで、尿漏れの改善も期待できます。

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Gショット不感症改善・腟感度アップ術

Gショット不感症改善・腟感度アップ術は、Gスポットにヒアルロン酸を注入し隆起させることで、不感症の改善や腟の感度アップを目指す施術です。

これにより感度を高めたり、腟内を狭くしたりする効果が期待でき、セックスレスの解消にもつながる場合があります。

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