豊胸施術はいつから始まった?
そもそも、豊胸施術を検討されたことはありますか?
豊胸施術の歴史は古く、1800 年代後半から行われています。
当時は胸に油やスポンジ、ガラス玉、おがくずなどを入れていたという記録もあります。
その後、1960年代にアメリカでシリコンインプラントが開発されて以降、世界中で数百万人もの女性が豊胸施術を受けるようになりました。
シリコンバッグは時代とともに進化しており、現在ではより安全性が高く、自然で柔らかく、美しい仕上がりになるよう、各メーカーが改良を続けています。
最新シリコンバッグ「モティバ 2」と他2種を徹底比較
今回は、「エスタブリッシュメントラボズ社」から登場したシリコンバッグである「モティバ 2 (モティバ エルゴノミクス 2 )」についてご紹介します。
TAクリニックで取り扱っている他のバッグと比較しながら解説します。
比較するのは、以下の3種類です。
・モティバ(右)
・モティバ2(真ん中)
・ベラジェル(左)
シリコンバッグ豊胸を検討する際、多くの方が懸念されるのは「触り心地」ではないでしょうか。
「割れるのではないか」「感触が硬いのではないか」と心配される声も多いですが、近年のバッグはとても柔らかく進化しています。
実際に3つのバッグを触り比べてみると、感触の違いがわかります。
まず「モティバ」と「モティバ2」を比較すると、「モティバ 2 」の方がより柔らかい感触です。
次に「モティバ2」と「ベラジェル」を比較すると、「ベラジェル」の方がわずかに柔らかい印象を受けます。
世界トップクラスの品質「モティバ エルゴノミクス」の特徴
まずは、「モティバ エルゴノミクス(以下、モティバ)」について解説します。
かつてのシリコンバッグには、体内で破損してシリコンが漏れ出すリスクや、触り心地・形に違和感があるといった懸念点がありました。
「モティバ」はそうした欠点をカバーしており、豊胸バッグの中でも世界トップクラスの品質を誇ります。
最大の特徴は、「強度の高さ」と「耐久性」の2点です。
シリコンを包む膜が6層構造になっており、4層構造だった従来品に比べて強度が高くなっています。
万が一膜が破損しても、内部のジェルがバッグの外へ流れ出すことがありません。
また、バッグ内部にはジェルが100%充填されています。
そのため、胸の表面に波打つようなヨレ・シワができたり、体内で変形したりするのを防ぎ、型くずれを防止する効果があります。
最新「モティバ エルゴノミクス 2」は従来型と何が違う?
続いて、最新モデルの「モティバ エルゴノミクス2(以下、モティバ2)」についてです。
従来型のモティバと何が違うのか、気になる方も多いでしょう。
簡潔に言えば、「伸長性(伸びる力)」が201 %向上しました。
より形の変化に柔軟に対応できるようになったことで、耐久性がさらに高まっています。
一般的なバッグの伸長性は450%あれば十分と言われる中、モティバ2はそれをはるかに上回る数値(823%)を記録しています。
また、柔軟性が従来比で45%アップしており、より自然な触り心地を実現しています。
実際に触れて比較すると、従来のモティバには押し返されるようなハリや弾力があるのに対し、モティバ2はより人間のバストに近く、非常に柔らかい感触です。
柔らかさに定評のあるベラジェルと比較しても(モティバ2は)柔らかいです。
伸縮性においてはモティバ2の方が優れています。
アジア人の体型に合う「ベラジェル」のメリット・デメリット
最後に、モティバと並んで根強い人気を誇る「ベラジェル」をご紹介します。
こちらは韓国の医療機器メーカー「ハンスバイオメド社」が製造しており、アジア人の体型に合わせて作られたシリコンバッグです。
人気の理由は、「自然な柔らかさ」です。
仕上がりの違いとして、モティバは表面にハリのある綺麗なバストラインを作るのに適しています。
ベラジェルは、適度に下垂(自然な重みで下がる動き)し、本物のバストに近い自然な形状を作るのに適しています。
「ハリのモティバ、柔らかさのベラジェル」といったイメージです。
ベラジェルは非常に柔らかいため、姿勢によってはバッグにシワが寄りやすい点がデメリットといえます。
豊胸施術のリスクと医師選び
ここまで3種類のバッグをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
実際に触れていただくと、患者様によって好みが分かれるのがシリコンバッグの特徴でもあります。
モティバには350種類、ベラジェルには100種類のサイズ展開があり、医師の診察と患者様の希望を伺ったうえで、最適なバッグを選択します。
ご自身に合ったシリコンバッグを選ぶことが、単なるサイズアップだけでなく、満足度の高い仕上がりになります。
現代のシリコンバッグは安全性が高いものの、体内に異物を入れる以上、リスクがゼロであるとは断言できません。
しかし、施術の方法によってリスクを軽減することは可能ですので、執刀医を慎重に選ぶことが大切です。
私は元乳腺外科医としての知識と経験を活かし、患者様一人ひとりのお悩みを伺い、不安を解消したうえで安全に配慮した施術を行っています。
実際にバッグを触ってみたい方や、自分に合うバッグが分からない方、豊胸施術に不安がある方は、私と一緒にお悩みや不安を解決していきましょう!

こんにちは、マリエ先生です。
今回は、バストの確実なサイズアップを希望される方に向けて、「豊胸施術で使用するシリコンバッグの種類」について徹底的に解説します。