こちらの症例をご覧ください。
私のInstagramでご紹介していますが、本症例で行った施術は頬・顎下の脂肪吸引と糸リフトです。
くわえてジョールファット除去(口角横の脂肪)とLラインファット除去(エラ周囲の脂肪)も併用しています。
脂肪吸引でボリュームを減らした後に糸リフトで引き上げることで、皮膚のたるみを防ぎ、よりシャープな輪郭を作ることができます。
【重要】取る脂肪と取らない脂肪
この症例で、実は行わなかった施術があります。それがバッカルファット除去(深い層にある脂肪の塊)です。
この症例はアジア人特有の頬骨が少し横に張っているタイプです。
そのため、口角と耳たぶを結ぶ線より少し上の部分は、将来的にへこむリスクがあります。
除去すれば一時的にはスッキリしますが、バッカルファットは徐々に萎縮し、下垂していきます。
将来、年をとった時にコケコケな状態になるのを防ぐため、バッカルファット(ポジティブゾーンの脂肪)は温存しました。
一方で、ネガティブゾーンのジョールファット、頬、Lラインファット、顎下を吸引することで、スッキリとした輪郭になります。
脂肪吸引のダウンタイム期間と完成までの経過
ダウンタイムの腫れは3日から1週間程度です。
その後、脂肪を取った部分にコラーゲンが増えていき、術後3カ月ほどでコラーゲンの合成と分解が落ち着きます。
組織の修復過程を脂肪拘縮(こうしゅく)と呼び、脂肪拘縮が終わった一番スッキリした状態が、術後の写真です。
術後の症例を見ると、口角と耳たぶを結ぶ線より上の部分はほとんど変化していません。ここは温存すべき部位だからです。
アジア人の場合、極端に顔のボリュームがあるケースを除き、バッカルファット除去は積極的に行う必要はないというのが私の見解です。
現在、美容外科学会全体で主流の見解といえます。
傷跡と施術方法について
今回の症例はジョールファット、頬、Lラインファット、顎下の脂肪を吸引しました。
すべて耳の裏からアプローチが可能です。基本的に傷跡は目立ちません。
ただし、顎周りの脂肪が多い方の場合は、耳裏からだと顎下まで距離が遠く、十分に脂肪を取り切れない可能性があります。
その場合は、顎下のあたりに約2ミリの切開を入れて吸引をすることで、脂肪を吸いやすくなり、よりスッキリします。
傷口も小さく、首のシワに沿って縫うため、傷跡はほとんど目立ちません。
まとめ
今回の症例は複数の脂肪吸引を組み合わせていますが、とくに気になる部位の施術を行うだけでも十分に効果があります。
・口横のもたつきが気になる方:ジョールファット除去
・エラから顎のラインを綺麗に出したい方:Lラインファット除去
このように、脂肪の付き方や骨格によって、適切な施術は一人ひとり異なります。
「自分にどの施術が必要か分からない」という方は、ぜひ一度カウンセリングへお越しください。
しっかりと診察したうえで、適応がある施術のみをご提案します。
将来のリスクを考え、不要と判断した施術については医師の視点からはっきりとお断りさせていただきますので、ご安心ください。
今回は小顔脂肪吸引の組み合わせとアプローチ方法について解説させていただきました。
こんにちは、ドクターもりもりです。
今回は、小顔脂肪吸引を検討されている方必見の最適な施術について解説します。