男性器のブツブツ=性病?
男性器のブツブツ全てが性病だと思ってる方も多いと思うんですけども、実はそうではないんですね。
このブツブツは男性器全体にあったりとか、亀頭だけにあったりと様々なパターンに分かれます。
これは生理的になる方も多いです。
もちろん中には尖圭コンジローマといって、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染によるものもあったりもしますので、何か症状があったりとか、増えてきたり大きくなってきたりする方は泌尿器科をぜひ受診してください!
無害なブツブツ・有害なブツブツの違い&見分け方
簡単な見分け方としては、いつからブツブツがあったのかという点ですね。
昔から症状もなく、ずっと同じようなブツブツがある方は、生理的なものであるタイプが多いです。
このブツブツは、包皮腺(タイソン腺)と言われるものであったり、フォアダイスと言われるものであるときもあります。
このフォアダイスは一般成人男性の65%にあるとも言われている特に珍しいものではないですね。
ただ、数ヶ月の間にブツブツがすごく大きくなってきたとか増えてきている場合は、強い症状がなくても尖圭コンジローマなどのSTD(性病)である可能性も高いです。
コンジローマの場合はやや赤みがあることも多いですね。
コンジローマとフォアダイスの見分け方は意外と難しいので、数が増えてきたり大きくなってる方は迷わず泌尿器科を受診してください!
コンジローマは性交渉などによって感染していきます。
尖圭コンジローマとHPVについて
コンジローマはヒトパピローマウイルス(HPV)の6型・11型これはローリスクって言われるものですね。
ですので、子宮頸がんとコンジローマの種類は別物です。
コンジローマは大きく外科療法と薬物療法に分けられますので、少しでも疑わしい方は迷わず泌尿器科を受診していただきたいですが、数とか大きさが変わらない場合は先ほど説明させていただいた「フォアダイス」や「包皮腺(タイソン腺)」によるものが多いので安心してください。
こんにちは!ドクターもりもりです。
今回ですね、男性器のブツブツについて解説をしていきます。